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・はじめに 

こんにちは、アカリクVALUATORでインターンをしているH宮です。
2月17日に開催されたTechCrunch School #2に参加してきましたので、そのレポートをお届けします。

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TechCrunch Japanではこのたび、スタートアップに関わる人たちのオフラインでの交流の「場」をつくるべく、50〜100人規模のイベントを不定期で開催していくこととなりました。イベントは学びや出会いの場という意を込めて「TechCrunch School」と名付け、主に平日の夕方から夜にかけて集まってカジュアルな交流ができる場としていく予定です。

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【イベント概要】
TechCrunch School #2
学生起業家、その予備軍へ!
内外注目スタートアップに学ぶグロースハックの基礎

① 18:05~18:45 講演セッション「グロースハックとは」(LaunchRock創業者 Jameson Detweiler氏)
② 18:50~19:30 パネルセッション「新しい専門キャリア、グロースハッカーとは?」
モデレーター:高橋雄介氏(AppSocially創業者)

パネラー   :Jameson Detwiler氏(LaunchRock創業者)

         金山裕樹氏(VASILY創業者)
特別ゲスト   :西田隆一氏(元TechCrunch Japan編集長、B Dash Venturesシニア・インベストメントマネージャー
③ 19:40~21:00 懇親会
 

    LaunchRock創業者 Jameson Detweiler氏による講演写真 2 (1)

Launch Rockの創業エピソードについて話していただきました。

講演はすべて英語でそれを高橋さんが同時通訳という形でした。 


ん?そもそも
Launch Rockを知らない? 

はい。恥ずかしながら自分も知りませんでした。


LaunchRockとは...

『簡単に言うと、何かサービスをローンチしたい企業に対して、そのサービスを多くの人に知ってもらう、使ってもらうために様々な施策を行っている会社です。』

詳しくはこちらのブログに託します。

スタートアップを加速する「LaunchRock」、花テックで実験中です 【増田(@maskin(真樹】

その会社ができるまでのエピソードを話してくれました。


学生の質問をちょこっと紹介しておきます。

Q「なにか具体的にグロースハックの施策でうまくいったというものを教えてください」

AJemeson氏「解答の仕方が異なるかもしれませんが、良い製品自体をつくることだと思います。
良い製品をつくればたくさんの人がはなしてくれて、周りのひとにたくさん話してくれる。

具体的な事例としては、

新しいE-コマースの会社でセレブリティの人たちむけの会社があった。

ローンチ前にLaunchRockが彼らのプレサイトをつくった。

その時にうまくいった施策は、自分の拡散や貢献で何人がアクセスしてくれたかをわかるようにし、

その貢献度に応じたクーポンを与えました。それがうまくいきましたね。」

 

 

   パネルセッションパネルセッション「新しい専門キャリア、グロースハッカーとは?」

 

   写真 4

Jameson氏の講演の後は 高橋雄介氏(AppSocially創業者),Jameson Detwiler氏(LaunchRock創業者),金山裕樹氏(VASILY創業者)の3人によるトークセッションでした。
まず口火をきったのは金山氏
 
・一番成功したグロースハックはアプリを作ったこと。

ファッションコーディネートサービスiQONの創業者である金山さん。最初はweb上だけのサービスであったiQONをアプリ化したところ一日の登録数が1002000と激増した。

それが一番サービスを”growth”させることができた。

*/一見アプリを作ったことというのはグロースハックのイメージとは異なるかもしれないが、結果的にこれが一番サービスを成長させることができたという。なるほど。 

 
・本当の意味でのグロースハックとは成長に対してありとあらゆる手段をとること、ただ単にA/Bテストやデータ分析することじゃない


グロースハックというと多くの人が、細かい"A/Bテスト"や"ランディングページのチューニング"の思い浮かべるかもしれないが、

そこは本質的ではなくてグロースハッカーとは本質的になにかというと

"成長に対してあきらめない" "成長に対して責任をもってやりとげる人のこと。"


そのときに手段は選ばずにありとあらゆるリソースを組み合わせてサービスや企業を成長させる。

そういった発想が必要。

 

*/わたしはこの講演の前に、グロースハックとは単純にユーザー数の獲得や、プレミアユーザの獲得のためにA/Bテストを行い、画面のデザインの調整をおこなったりして上記の目的を達成させる“だけ”のものと思っていたが。成長に対してありとあらゆる施策をとることが本当の意味でのグロースハッカーなのだと分かった。加えて金山氏はそれを実現するために幅広い知識が必要だと述べた。


・以下印象的な金山語録を


"webだけ”とか“~だけ”じゃ絶対にだめ。


"グロースハックは総合格闘技。ありとあらゆる手段を取らなきゃダメ。"
 
  
“常に自分をバージョンアップしろ”

“とにかく成長させるためにあらゆることをやらなきゃいけない。”
 

“そのための引き出しは多いほうが絶対いい。だから幅広い知識を身につけろ。

なるほど。


じゃあ、どう具体的に自分をバージョンアップ。成長させるのか?それについて金山氏は

 
“インターネットとかみて、ぼーっとしている時間をなくせ!脳のアイドリングタイムをできる限り短くすること。そこが肝だと思う。

 

“みんな与えられてる時間は一日24時間。その時間を常に脳みそをアクティブに活動させて、休ませない。”

 
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この発言に対してJameson氏もその通りだと頷いて以下の発言。
 

グロースハッカーとしては製品のすべてを熟知していなくてはならない、ユーザの心理も把握する必要がある。いろんな分野の知識を蓄えていなくてはならない


ユーザーが一万人以下の場合A/Bテストはもっともやらなくてよい施策。  

 

これに高橋氏が総括的に加えた...

・グロースハックはし
なくていい。一番重要なことは“いい製品を作ること。”


持続可能なグロース(growth)を続ける一番重要なこととして、上記のように語った。

グロースハックで本当に大事なことは、
 

“継続的に使ってくれるユーザーをいかに増やすか”


その結果、

“サービスに満足した人が喜んでほかの人に教えたくなる状況をつくる”


ユーザーを集めることが重要視されるが本当に重要なのはそこではない。

 

・ここで金山氏のラーメン屋さんの例え‼

写真 3

 

ラーメン屋に例えるとわかりやすい。

ラーメン屋が提供してるのは“ラーメン食ってうまいという体験”

アプリに移して考えると


“アプリを作るのが目的じゃない、アプリを使うことによって得られる素敵な体験を提供するのが目的“

〝作るのはアプリではなく、アプリを使って得られる体験。“

また、狙うなら

その体験がより多くのひとに良いと思ってもらえる市場を狙え.そうするとグロースできる

*/とも述べられた。
 体験がそこそこ多くの人に求められるものであれ!

 


James

今までLaunchRockでもユーザーは最初集まったけど、ユーザーが継続的に使い続けてくれなくて廃れて行った会社をたくさん見てきました。なのでアクティブなユーザーを維持できる施策を常に考え続けるのが一番重要だと思う
 

・グロースハッカーという職業はあと5年でなくなる。
 

写真 3

また金山氏の発言です。強烈な発言が多いです!  


"グロースの本質は本当にいいサービスを作成して提供すること。

それはその企業の社員全員が考えるべきことだから、みんながグロースハッカーになる必要があって。

人材の流動化が進み、ノウハウが浸透することにより特別な職業ではなくなる。

だからグロースハッカーになりたい人はどうしようね笑"

ということでした。

 

・学生の質問集 

Q1「いい製品とはなんでしょうか?」

A金山氏「おれが一つだけ信じていることは、自分を世界に合わせるんじゃなくて、世界を自分に合わせる。そういう視点でつくる製品がおれはいい製品だと信じている。
おれは、自分がこんな風に世界がなったらいいなという基準で製品をつくっている。iQONの例だと。みんながかわいいファッションだったらいいでしょ? それが実現できているか?自分の満足度が満たされているかがいい製品の基準なんじゃないかな? いい製品の定義は自分が決めよう。


AJemeson氏「5人中4人がいい製品といえば、それはいい製品だよ!」

Q2「金山さんはiQONの世界展開を考えていますか?また、Jemeson氏にお聞きしたいのですが、日本からサ
ービスを世界展開するとしたら、どうしたらよいのでしょうか?」 

A金山氏「世界展開は考えています。もうすぐ北米に展開を考えています。」


AJemeson氏「世界展開する際に重要なのは、一つの国に集中すること。一つの国に集中してそれが成功したら、またほかの国へアプローチすることが重要。単純なゲームのようなサービスでないならば、世界展開するには、その国の文化や、習慣などのさまざまな障害を越える必要がある。だから、いっぺんに手をださず、一つのこと、国に集中するのがいいよ」 


・まとめ

1つ 優秀なグロースハッカーになるには幅広い知識をもて


1つ Growth(成長) するためにあらゆる手段をとること。グロースハックは総合格闘技。A/Bテストだけじゃない。


1つ グロースハックで何よりも一番重要なことは“よいプロダクトをつくること” 


    懇親会

懇親会では勇気を出して怒涛の名刺交換をしました! もうすでに起業をしてCEOだったり、名前をググったら出てくるような学生さんや、学生団体の代表をやっている方など面白い人がたくさんいたので、紹介させていただきます!みなさん学生です!

写真 5

・株式会社
Wicrep代表取締役CEO 諸澤 正樹さん

会社HP http://wicrep.com/
 

諸澤さんがどんな人かは、下の記事を参照してください!ググったらすぐ出てきました汗

http://bit.ly/1gDJoEF


KUROGO 代表 中村 伸広さん

日本文化を世界に広める活動をなさっていました!

サイトがとてもクールです! http://www.krgo.jp/

・あの与沢翼も在籍していた!? 東大起業サークル
TNK代表 森本 俊亭さん

なんと、現在1年生なのですがもうすでに代表に就任していました汗 しかも慶應生でした汗。 サービスもリリースしているようで。いろいろと行動力があるなと感心しました!


・株式会社エズモム代表取締役 朴 勝吉さん 
http://www.ezmom.co.jp/

事業概要とか詳しいお話はできなかったのですが、HPを見る限りゲームアプリの製作事業をなさっているそうです! 企業理念がすてきなのでぜひHPをチェックしてください!


・アメリカ留学・インターンシップのサポートをする団体 “
We can do it! 代表 

渡邊 拓貴さん  http://www.ryugakuinamerica.com/ 

講演に来ていた外国人の方と自分のビジネスについてディスカッションしているのが印象的でした。

 
感想
グロースハックはする必要がない。一番重要なことは良いプロダクトをつくることというがすごい印象的でした。

それを3人が一様に言っていた。 この前の講演者の松山大河さんもそのように言っていたのを記事でみました。

あと、懇親会で、”作りたいサービスがあるので、いまプログラミングを学んでいます!という人が多くて感心しました!

こうゆう講演会イベントに来る人って、講演会中毒者みたいなひとが多い印象があるんですけど、話だけ聞いて、結局何もしないような...。

今回来ていた学生は自分でプロダクトを作ろうとしていてすごい好印象でした!

 『講演会中毒者はプログラミングを勉強しよう!』

というスローガンで締めさせていただきます。