こんにちわ、アカリクVALUATORインターンのH宮です!
今回は、2/23(日)にデジタルハリウッド大学大学院で開催された「Growth College 2014 テクノロジー×教育の最先端領域を学べる一日!」に参加してきました!

【イベント概要】

EdTechの最先端領域を肌で感じるワンデイ・イベント

革新的教育プラットフォームが次々と生まれる
「テクノロジー×教育」の最先端領域をより深く学ぶため、デジタルハリウッド大学×Microsoft×東大無料塾×Tech Tokyoの合同開催による今回限りのワンデイイベントでした。


EdTechとは?

“EdTech”とは、教育を指すEducationとITを指すTechnologyの単語を組み合わせた造語です。近年、この領域におけるWebサービスがアメリカを中心にひと際目立ってきました。

参考記事:【IT×教育に興味のある方必見】今、世界で注目を集めるEdtechスタートアップ!〜2013年に20億以上資金を集めた9つの注目Edtechスタートアップ〜
http://startup-news.hatenablog.com/entry/2014/01/08/220225

日本において注目が集まっている代表的なサービスとしては、オンラインで生中継の授業が受けられるschooや、iPadアプリで「知育」サービスを提供するスマートエデュケーション、複数分野の学習をWEB上で無料提供するShareWis、勉強の進捗状況をオンラインで管理・可視化し、仲間と共有できるStudyplusなどがあります。
上記のような革新的教育アプリに関連する様々なスタートアップが誕生し、急成長しています。

【基調講演プロフィール】
佐藤 昌宏(さとう まさひろ)
デジタルハリウッド大学大学院

教授 (Effective Learning Lab)


デジタルハリウッド大学にて「デジタル技術を活用して新しい教育を創る」事を目的とする「Effective Learning Lab」を主催。2011年段階で教育機関としてFacebookを活用した事例を紹介されたことや、教育とテクノロジーを結びつけた「EdTech」分野の発展に向け、EdTech JAPAN Pitch Festival の主催等、先端の教育動向を広く発信している教育×ICTのフロントランナー。

①デジタルハリウッド大学大学院教授 佐藤氏による講演
 

『いまなぜedtechなのか?』
動画:What is 21st century education?

・先生の役割っていったい何になるの?Google先生がいるじゃないか。

・90年代後半にIT革命が起こった。その結果、
知識の価値が薄まってきた。検索すればタダで出てくる。

・IT革命の特徴とは、
『 コンテンツ自体の価値よりも、情報を検索したり組み合わせることに価値があるようになってきた。』


・一強百弱 1つだけあればいい。その代わりに一強の分野がたくさん出てくる。

・コンテンツの無料化、低価格化が起こってきている。

・schooスクー に出たとき、1,000人がライブで授業を受けていました。普段の授業では多くて100人なので、すごいことになっているな~と感じました。

・海外の動き『MOOCs』 とは

スタンフォード大学、MITなどの授業が全て無料で見ることができる。

・大学はどうなるのでしょうね?大学に行く必要があるのでしょうか?
 
どのような層に対して、MOOCsや反転授業が効果があるのか?

写真 1 (5)写真 2 (7)








































・日本の教育の問題とは?
・やる気もあり、能力のある生徒に満足のいく教育を提供できていない。

・学校の先生は学級崩壊をなくすことが悩み。注力するのは、自然とボトム層。

・できる子、やる気のある子が青天井で突き抜ける教育を提供できていない。

・MOOCs や反転授業は、そのような子が突き抜けられる教育。

・ボトムの子たちには、従来の対面授業が効果的。

・『テクノロジーは場所や時間を超えるが、モチベーションの格差は助長する』。

・やる気のある子はどんどん伸びていくが、やる気のない子は置いてけぼり。

・EdTechは万能薬ではない。

・プログラミングに関するおもしろ動画‼‼‼‼ 
What most schools don't teach 大阪弁バージョン

・僕らが新入社員だったとき、上司がメールを打てず秘書に手書きで書いて、「これ打っといて」と頼むシーンがあった。だれかの手を介さなきゃいけない。

・今日の参加者の中で、WEBページを作れる人いますか? 
→プログラミングができないと、自分が情報発信しようとした時、誰かに頼まないといけない。修正も自分で出来ない。


・今はそこができるぐらいがいいでしょ。ってことでデジタルハリウッドの先生をやっています。


・自分のやりたいことを、メールを打つ感覚でプログラミングで表現できたらいいんじゃないかな。


・『イノベーションは外部の素人から起こる。』 
カーンアカデミーも外部の素人から。

・海外では教員が起業して、イノベーションを起こすこともあるが、日本ではまだ。

-------------------------------------------------------------------------------
②シンキングタイム
IMG_0759















みんな真剣に議論しています!

③それぞれのチームのプレゼン‼‼ 

1班 

IMG_0767IMG_0762














天才中学生エンジニアが率いる1班は、『自分と類似している偉人』が分かるというアイデアでした。 例えば、ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズとの共通点があったとすると、自分もビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズみたいに成功できるんだ!頑張ろう!というようにモチベーションが上がるというものでした。

審査員からは、『それで本当にモチベーションがあがる?』という厳しい指摘が。

審査員から『そのアルゴリズムはどうするの?』と聞かれて、

天才中学生『作ります!』 

すごいですね。

2班


IMG_0768写真 1写真 2 (2)

































2班はオンライン上での語学交流のマッチングサービスというアイデアでした。

佐藤氏『この語学の市場規模は7000~8000憶。日本だけでも。教育マーケットの中で語学と塾が一番大きい。狙いどころはいいけど、だからこそレッドオーシャン。今Google先生に聞いてみたけど、いっぱい同じようなサービスあるよ。差別化は?』

2班『......』

差別化のポイントが肝になるアイデアだと思いました。

3班

IMG_0774写真 1 (1)
写真 2 (3)













写真 3 (1)















3班は、
ITリテラシーの低い人向けに、自分が困っていることの解決方法の動画が入っている、ナビゲーションソフト入りのパソコンをプレゼントするというアイデアでした。

プレゼンに絵が入っていて分かりやすかったですね!

差別化のポイントとしては、そんなのGoogle先生に聞けばいいじゃん!と思うかもしれませんが、『家族が教える動画により、家族コミュニケーションも図れるというところでした。』

佐藤氏『おばあちゃんはパソコンを使わない。パソコンの操作方法の教えるというよりも、デザインで教えなくてもわかるような魔法のデバイスを開発できたらいいね』

デザインで操作方法が想像できるというのはすごい重要だと思いました。UIが直観的分かりやすく、でサクサク動くって重要ですよね。


IMG_0802写真 1 (2)写真 2 (4)
































4班は、発表者の原体験からくる課題を解決するというものでした。例えば、『部活を教えられる経験者の顧問がいない。』という課題を解決するアイデアです。

『やってくれるコーチがいないんじゃないの?』という指摘が挙がる中、

『プロ野球選手のなどのセカンドライフとしてそうゆう雇用機会提供ができたら面白いんじゃないの?』という意見がでました!

5班

写真 1 (4)写真 2 (6)














5班はキャリア教育のバーチャルで体験できるようにしようというアイデアでした。
分かりやすく言うと、キッザニアのバーチャル版です。
パワポからイメージするのがちょっと難しかったという審査員からのご指摘が。
プレゼンは、やぱり視覚的情報が重要だな
と思いました。

6班

写真 3 (2)写真 4 (1)















6班は、色々な分野を紹介する3分動画のポータルサイトのアイデアでした。
キャリア教育に重きを置いたアイデアで、物理学や教育、料理の仕方・趣味の紹介などを
3分でサクサク見れて、つまらない物はすぐスクロール。気になったものは、下にスクロールすればより詳しく見ることができる。

13歳のハローワーク』という本がヒットしましたが、それを職業だけではなく、幅を広げて動画で紹介するというサービスです。

審査員からは『YouTubeとどう違うの?』という指摘がありましたが、差別化のポイントとしては、気になったその分野に関する情報が、より深く得られるというところにありました。また、課題として『3分の動画をどれくらいちゃんと用意できるの?』というところが指摘されました。

7


僕の班だったので...写真を撮れなかったです...。どなたか写真を...

とても簡単に概要を説明すると、

『電話で、インタラクティブに、世界の人と、いつでも、どこでも、コミュニケーションがとれる』アプリです。

プレゼン用にモックを作ったので、

審査員の皆様からは、一番完成度が高かったというお声を頂いたのですが、アイデアの将来性がきっちり見えすぎている点を指摘されました。 

残念!。


8班

写真 (4)写真 (5)














主催者側の東大無料塾チームの8班。 
この班のアイデアは、学校をゲーム化するということです。『自分の出席率とか課題提出率とかで、レベルアップしたり』『位置情報がわかり、だれがどこにいるか分かったり』学校に行くのを楽しくしようというもので、とても完成度の高いプレゼンでした。

審査員から『技術的には可能だけど、実現するにはどんな障壁があると思う?』

チーム『いじめとか、ストーカーを助長したり、導入部分でも学校側と交渉しなきゃいけないので障壁があるかと思います。』



④結果発表

優勝は...

6班の『気軽に学ぶ~』でした。

選考理由として、

アイデアは荒削りだったけど、『審査員たちがもっとこうしたら良くなるよね!』とか『アイデアに成長の可能性が感じられた。』点を挙げられていました。 

特別賞は..

4班の『Teach Us』
でした!

こちらの選考理由としては、『本人の原体験にもとづく課題を解決したいというのが、よかった』ということでした。
本人の原体験を解決したいという気持ちってやっぱり大事だなと思いました。


⑤感想 

今回の審査基準は、 ①創造性 ②実現性 ③課題解決

佐藤氏が『今日プログラミングできる人?』と聞いたときに、手を挙げたのが『天才中学生エンジニア一人』だったので、今回のアイデアを事業化しようとした場合、

『創造性』×『0』×『課題解決』=0 

②の実現性が『0』なので、いくらアイデアが素晴らしかったとしても、実現できないので全体としては『0』になってしまう。

チームが魅力的だと、たとえ最初のアイデアが素晴しくなくても、改善できる技術力があるので、どんどん良い方向にプロダクトが進んでいくと思います。

プロダクトに対する率直なユーザーの反応も伺えるので、無駄なマーケティングに時間を割く必要もない。

PDS(plan do see)を回すスピードが絶対、技術力がないチームより早いですよね。

以上、H宮でした。